山口 宏和Hirokazu Yamaguchi
スタートアップ法務及びデータ・AI法務を広く取り扱う。特にAI医療機器を開発するスタートアップに対する支援に注力しており、(ⅰ)医療データ収集(個情法上の規制等)、(ⅱ)AI開発・ハードウェア製造(臨床研究法又は倫理指針等)、(ⅲ)承認申請、(ⅳ)サービス提供(広告規制、景品規制、個情法上の規制、卸業者との契約、サービス利用規約作成等)という各フェーズにおける規制や契約に関してサポートしている。
- プロフィール
- 兵庫県弁護士会所属(登録番号 58188)
2010年3月 六甲学院高等学校卒業
2015年3月 京都大学法学部卒業
2017年3月 京都大学法科大学院修了
2017年9月 司法試験合格
2018年12月 兵庫県弁護士会にて弁護士登録(第71期)
2018年12月 STORIA法律事務所入所
2019年11月 一般社団法人日本ディープラーニング協会 G検定合格
2021年1月 個人情報保護士認定試験合格
- 所属団体等
- AI法研究会(2020~)
- 厚生労働省 医療系ベンチャー・トータルサポート事業(MEDISO)サポーター(2023~)
- 京都大学大学院法学研究科 非常勤講師(2024~)
- 著作・寄稿等
- 「AI医療機器開発に関する臨床研究・医学系研究関連規制」(技術情報協会「月間PHARM STAGE」2月号・2023年2月)。
- 講演・セミナー実績
- 「MEDISOセミナーシリーズ~医療系ベンチャーの壁を超える~ vol.10規制編:AI医療機器開発における法規制」(2024年6月。リンクのYouTubeからご覧いただけます。)
AI法研究会・生成AI部会「生成AIと限定提供データ」に関する部会内報告(2024年8月)
「ピンチとチャンスの両方で役に立てる仕事」
司法試験受験後に、就職活動の一環として、様々な法律事務所でインターンシップの経験をさせていただいた中で、私が目指す弁護士像に大きな変化がありました。それまで、弁護士としてのやりがいは、人や企業が追い込まれて困っている場面、いわば「ピンチ」の場面で活躍し、その窮地を打開して、クライアントと喜びを分かち合うことにあると感じていました。ただ、一方で弁護士は、人や企業が何か新しいことにチャレンジしようとしている場面、いわば「チャンス」をつかもうとしている場面で、そのチャレンジがうまくいくように法的な観点から尽力できるということに気づいたのです。私としては、この2つの両方の場面で力になることができる弁護士という職業の魅力に、改めて気づかされた瞬間でした。私は、人や企業の「ピンチ」においても「チャンス」においても、クライアントに寄り添える弁護士になろうと決意しました。
このような決意を胸に、皆様の期待に沿い、時には期待を超えるリーガルサービスをお届けできるよう、日々修練を積んでいく所存です。