弁護士紹介/ LAWYER

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杉野 直子Naoko Sugino

ベンチャー企業法務、
契約書作成

プロフィール
兵庫県弁護士会所属(登録番号 43609)
平成18年3月  近畿大学法学部卒業
平成18年4月  近畿大学法科大学院入学
平成21年3月  近畿大学法科大学院卒業
平成21年9月  司法試験合格
平成22年12月 兵庫県弁護士会にて弁護士登録(第63期)
         かけはし法律事務所入所
平成27年3月  STORIA法律事務所入所
粘り強さとガッツで依頼者をサポート。最高の笑顔を届けたい
相続事件や損害賠償請求交渉・訴訟などの事件を多く手がけ、困難な事件でも依頼者と真摯に向き合って粘り強く丁寧に取り組む。起業家やベンチャー企業支援においても、依頼者に共感し全力でサポートすることをモットーとしている。STORIA法律事務所に依頼してよかったと笑顔になっていただくのが最大の目標。

主な取扱事件

法人、事業者向け

  • WEB系企業向け利用規約等の作成
  • 紛争発生を防止するための契約書作成・立案
  • 債権回収(交渉や訴訟による回収)

個人向け

  • 相続に関する一切のトラブル解決(遺産分割、遺言、遺留分)
  • 交通事故(被害者側)

法律で人の役に立ちたいと考えた学生時代

私は中学校の頃から弁護士になりたいと思っていました。自立した女性になりたい、社会的地位のある職業に就きたい、あわよくば小金持ちになりたいと思っていたからです。単純な私がその時に思いついたのが医者か弁護士だったのですが、自分は文系だろうと思い弁護士を目指そうと考えるようになりました。

高校生のときは陸上競技部のマネージャーをしていました。マネージャーなので、自分が走ったり跳んだり投げたりするわけではありませんが、毎日部活動のために学校に行くようなもので、成績はビリから数えたほうが早いほど落ちこぼれでした。部員たちは自分の記録を伸ばすために毎日ひたむきに一生懸命頑張っていて、その姿がとても素敵でしたので、部員のみんなが少しでも練習に集中できるように万全の環境を作るのが当時の私の目標でした。部員の誰かが「マネさん」と呼んでくれたら、素早くそれに応えられるようになりたいと思っていましたし、私はいつも頑張りを見ているよということがさりげなく伝わるように、全員の記録についていつも把握していました。前の試合より記録が伸びていたらともに喜んだり、惜しい記録であれば惜しかったねと一緒に残念がる。みんなの喜びが私の喜びという、まさに青春真っ盛りの時代でした。

マネージャーを経験したことで、人の役に立てる喜びのようなものを感じました。自分の進路を考えた時、引き続き自立した女性になりたい願望は続いていたのですが、人の役に立てる仕事に就きたいと強く思うようになりました。マネージャーをしていたときに、部員が故障やケガをするケースが度々あったのですが、一生懸命励ますことはできても具体的なアドバイスができないことを歯がゆく思いました。自分がスポーツトレーナーだったら、もっと具体的なアドバイスができるのに。そう思ったとき、漠然と誰かの役に立っているのではなくて、具体的にはっきりと目に見えて分かるかたちで役に立てる仕事がしたいと思ったのです。弁護士であれば「法律」という手段で、具体的にアドバイスをして人の役に立てると考えたのです。

司法試験受験時代は「ガリ勉そのもの」でした

法学部にさえ入れば大学はどこでもいいだろうと思っていたので、法学部ばかりをかたっぱしから受験しました。ただ弁護士という夢は大きく持ったにもかかわらず受験勉強を怠っていたため、不合格通知の山が築かれ、その結果唯一合格した近畿大学に入学しました。そして大学入学後はロースクールに進学しました。

ロースクールに進学して、これまでのぬるかった生活は一変しました。
入学当初、自分自身の学力レベルに愕然とし、このままでは絶対に司法試験に合格などできないと感じた私は、心を入れ替えて勉強に励みました。毎日自習室で夜12時まで残り、一日10〜12時間は勉強していたと思います。傍から見た私は「全然勉強してなさそうなのに実はデキる人」ではなく、誰がどう見ても「ガリ勉そのもの」でした。
誰よりも弁護士に憧れて人一倍努力しましたが、どんなに勉強をしてもゴールが見えずに不安になることもありました。前にも進めず、かと言って後戻りもできず。心が折れそうなときが何度もありました。そうしたときは、なぜ自分は弁護士になりたいのかを考えるようにしました。自立した女性になりたい、「法律」の専門家として具体的に人の役に立てる仕事に就きたい、やっぱり自分は他の誰よりも弁護士になりたいしその気持ちは誰にも負けないんだという結論に達しました。
ロースクールを卒業した年、無事司法試験に合格することができました。

裁判官や検察官ではなく、やはり弁護士だと確信した

司法試験合格後は、裁判所・検察庁・法律事務所の3カ所を回る実務修習を行うのですが、この実務修習でも、自分は裁判官や検察官ではなく、弁護士になりたいのだと強く思うようになりました。

それは、弁護修習先の指導弁護士やその他の所属弁護士の仕事ぶりを近くで見ていてそのように感じたのです。指導弁護士は経験豊富でとても優秀な方だったのですが、決して偉そうにすることはありませんでした。依頼人ととことん向き合い、ときに意見が衝突することもあるのですが、絶大な信頼を得ていました。ベテランでありながら常に探究心と向上心を持ち続けており、この程度でいいだろうという妥協が全くないことに驚きました。その他の所属弁護士も、生き生きととても楽しそうに自分の仕事に取り組んでいたのが印象的でした。
そのような姿を見て、私も自分が弁護士になって、相談に来て下さった目の前の方が最終的に笑顔になっていただけたら最高だなと思いました。また弁護士であれば、自分のやりたいことをメンツやしがらみなどを気にすることなく思いきりやれそうだというのも大きな魅力でした。

新しいビジネスモデルに関われるやりがいと面白さ

当事務所の柿沼弁護士と共に取り組んだ事件で印象深かった事件が2つあります。

ひとつは、太陽光発電設備を設置し電力会社に電力を売却するなどの事業を手掛けている会社の件です(私が初めて担当した企業法務案件でした)。
依頼内容は「新プロジェクトを検討中なのだが、何か法的に問題はないか。問題がないとして、誰とどのような契約を結べばよいか、ひととおり整理して教えてほしい」というものでした。

まずは、その会社がどういうことをやりたいのかを知ることから始まりました。何をやりたいのかを弁護士が理解できなければ依頼者の要望に応えることはできず、どのような契約関係を結べばよいのかを検討することすらできません。原始的なやり方ですが、物の流れ、お金の流れを手書きで図式化しました。すると当初は私自身も混乱しそうであった複雑な内容が、誰と誰の契約かという正解が浮かび上がり、難しい数学の問題を解いたような爽快な気持ちになりました。
私の頭では考え付かないような複雑なビジネススキームを持ってこられるときもあり苦戦することも少なくありませんが、ビジネスの世界は一面的ではなく、多方向からの視点を持って動いているのだなと思い、面白いと感じることが多いのです。

もうひとつの案件は、会社の社員研修などに利用してもらうこと等を目的とした、経営を理解するためのボードゲームを開発した会社の契約書の作成依頼でした。

このゲームは会社の経営者という立場で参加し、他のゲーム参加者と競って、最終的に利益が一番上がった人が勝利するゲームで、市場の動向や人件費など経費、何に投資するかなどを考えながら取り組むというリアリティのある大変面白いゲームです。柿沼弁護士と共に体験させていただきましたが、柿沼弁護士は借金まみれ、私は手堅い経営でやや黒字で終わるという最終結果となり私が勝利しました(普段は敵わないことばかりなので、とても嬉しかったです)。
作成依頼のあった契約書は、書店で売っている定型の契約書ひな形がそのまま流用できる内容ではなく、「自社ビジネスにあわせた最適なオーダーメイドの契約書を作成する」ことが依頼事項でした。
このケースも関係者が複数で複雑なビジネスモデルを手書きの図で図式化することからスタートしました。弁護士がいい方法だと思って提案したことでも、依頼者とお話すると更によい方法が生まれて訂正を行ったり、検討した結果やはり弁護士が提案したままになったりなど、何度も打ち合わせをして依頼者の要望に沿うオーダーメイド型の契約者が完成しました。依頼者からは「非常に満足した」との大変嬉しい感想をいただきました。あの面白いゲームが世に普及するためのお手伝いをすることに関われたのだと思うと、大変嬉しく思いました。
自分の知らない世界の、挑戦的で新しいビジネスモデルに関わらせていただけること、私たちの法的知識や提案がきっかけで、さらにビジネスが飛躍するお手伝いができることはとても面白いです。今後もガッツを持って取り組んでいく所存ですので、事業の発展・成長のためのお手伝いをさせていただきたいと思います。